SHOCK EYE

 

湘南乃風

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Message 1

2011.05.09

 

避難所で隣人に再会し、寡黙で気丈夫そうな中年の男性が

声を震わせ涙した。

その涙につられ皆が泣く。「良かった」と抱き合いながら。

両親と離ればなれになってしまった少年。

少しも希望を捨てる事無くまっすぐな目で家族の無事を信じ、

危険の残る町の中に消えていった。

震災で傷を負った仲間を懸命に守る犬。

泥だらけのその疲弊した体で、近づくカメラマンを威嚇してた。

自身も、ボロボロなはずなのに。

「社長には内緒で」と、笑いながら、

備蓄してた灯油を人々に無料でわける男性。

何がおこったかもわからぬ小さな赤ん坊を抱いた母親。

自分のことよりも、ミルクの心配をしていた。

そんな親の気持ちを知ってか知らずか、赤ん坊が笑う。

テレビの中のそんな人々を見ていた、、、目が離せなかった。

気づいたら、、

俺は、

泣いていた。

決して、それは同情の涙なんかではなく、

何とも言えないけど、心の奥の何かを思い出させてくれる涙だった。

全てを奪っていったように見える地震と津波。

それは、どうしようもないぐらい圧倒的だった。

でも、、

例えどんなに強大な力で彼らを押さえつけようとしても、

決して、そう決して、

彼らから、思いやり、優しさ、強さ、たくましさ、

愛を奪えはしないんだ。

それどころかその愛と勇気は、その試練に反発するように 

どんどん大きく、そして美しく輝きだしてたんだ。

ただ純粋に、そう純粋に、

助けたいと思った。

そして、心から同じ日本人である事を誇りを思った。

ありがとう。

なにか、大事なものを教えてもらった気がする。

だから俺も出来る事を。

また好きになったこの日本の為に。

そして、、

今、まさに困っている人たちの為に。