Message 1

2011.06.06

 

あの地震は、東京にいる僕らでさえ、容易に死をイメージできるくらいの、それくらい尋常ではない強烈な揺れだった。震源地が東京ではないとすぐにわかり、さらに恐怖が増した。。

もし、あの地震で、自分の家族、友達の命が失われたと想像したら、本当に苦しいと思う。狂いそうなくらい苦しいと思う。苦しくて毎日泣くと思う。悪い夢であって欲しいと毎朝願うと思う。日常が、家が、家族、友達、全てが一瞬で奪われるなんて。。できることなら想像もしたくない。。。その現実が、実際に被災地の多くの方々に降りかかっていると思うと、「もし~」などという仮定で考えている今の僕の立場からは、何を言ってもなんのリアリティもないように感じてくる。

あり得ない地獄のような出来事の中、奇跡的に助かった多くの方へ。亡くなった多くの方のぶんまで、命あるかぎり、これからの人生、存分に楽しんで、人生を謳歌するべきだと思う。不謹慎かもしれないけれど、こんな状況で、こんな心境で、そんなことは考えられないかもしれないけど、それでも、命あるかぎり、これからの人生、存分に楽しんで、人生を謳歌するべきだと思う。それは、今、命のある私たちが、亡くなった多くの方へ対しての礼儀のような、誠意のような、鎮魂のような、弔いのような、そんな気がする。

また「もし」を使ってしまいますが、もし、僕が今回の天災で命を失ったとしたら、僕は家族、友達、生き残った皆にこう言いたい。「自粛なんかすんな!そのぶん、俺の分まで、他の亡くなってしまった皆のぶんまで、いっぱい楽しいことしまくって、これからも存分に人生楽しんでくれ!後悔しないよう存分に生きまくれ!」

髪を切らせてもらうことで、一日も早く、いろいろなことを楽しめるような日がくることを願います。きっと来る、絶対来る!

進藤竜馬

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東日本大震災により、大きな大きな被害に見舞われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

5月3日(火)、じゅんくんから声をかけていただき、山元町役場へ、カットをさせてもらいに行ってきました。

今回の地震から、約2ヶ月、ようやく行動に移せました。

自分に何が出来るのだろう?と、頭の中で、ぐるぐる色んな事が回っているのに、結局、何も出来ずにいた時間が、今、恥ずかしく思います。

この2ヶ月、お店には、ほとんどキャンセル無しで、毎日お客様が足を運んで来てくださいました。

そして、ほとんどの方達が、この地震、放射能被害の事で、もがいている事を痛感していました。

何かをしないと!でも、何も出来ない!わからない!と、東京でも大きな変化がある事を痛感していました。みんな、誰かと話をして、何かを見つけたいんだと感じていました。

そんな中、じゅんくんがいち早く行動をした事を近くで知りながら、現地の状況を伝えてくれている事を知りながら、今の私なんかに何が出来るのだろう?と、色んな言い訳をしながら、月日が流れていってしまいました。

多分、そう思っていても、どうしていいかわからない人達が、溢れていると感じています。

悶々とする中、じゅんくんから連絡をもらい、そこから、私達家族の心は、動きだしました。

今の日本は、言い訳をしている場合ではなく、行動をする事なんだと、ようやくシンプルに思えました。

いつもやっている事で、いつもと同じ気持ちで、いつもと同じカットをしに行きたい!!

現地に行ったら、あまりに酷い状況で、どう感じてしまうのか、恐い気持ちにもなりましたが、逆に考えれば、被災地の方達と、同じ気持ちになるなんて事は、むしろ、失礼な話で、今の私の思いのままで、行かせて頂く事が必要なんだと思って、向かいました。

私は、3才の息子の親です。行くと決めるには、この子の事も、本当に、悩みました。今でも、それで良いのか悪いのかなんていう事は、わかりませんが、情報を信じ、小さいながらも、地震のニュースを、自ら見ている子供を見て、オムツが買えない子がいるんだよ。の話しに、結果まだとれませんが、パンツはくぅ~。お兄ちゃんになるぅ~。と、少なからず影響を受けている、子供を見て、わかっているのかどうか、親の勝手とは思いましたが、一緒に行きたい!!と言ってくれた、子供の言葉を信じ、一緒に連れて行く事に決めました。

山元町に着いた途端、息子は、地元のお兄ちゃんお姉ちゃん達の輪に、すぅ~っと入っていき、安心してカットが出来ました。ありがたかった。

カットは、おじいさん、おばあさん、お兄さん、お姉さん、ちびっこ達、続々並んで下さいました。皆さんが、求めて下さいました。被害の大きかった現地も見せて頂いた後で、これが現実で、そして、この方達が被災された方達で、やはり、言葉がなくなりそうになりました。

しかし、明確にやる事が決まっていて、それを望んでくれる方達が、目の前にいる事で、いつものように、いつもと同じカットをする事が出来ました。

そこで話して頂いた話しは、私の力になりました。

そこで、皆が動こうとしている事が実感できて、私の力になりました。

まだまだ、足りない事がわかりました。

本当に、自分達の力は小さいのですが、小さいながらも、出来ることを、求められている事を、シンプルにやり続けていきたい…。

じゅんくん声をかけてくれて、ありがとね。

一緒に行ってくれた、みほちゃん、みなちゃん、けんちゃん、あいちゃん、ありがとね。

疲れているのに、沢山お話をして下さった、山元町の皆さんありがとうございます。

ちびっこ達、遊汰と遊んでくれて、ありがとう。

また、行かせてね。

坂本