鎌仲 ひとみ


Message 1

2011.05.09

 

イラクで出会った子供たち=ヒバクシャ。

そんな存在をもう世界に生み出したくないという思いで映画を作ってきた。

ようやく「ミツバチの羽音と地球の回転」で原発から持続可能なエネルギーにシフトする希望を見出したところに今回の地震が起きた。

被災地のみなさんには私たちの力が足りなかったこと、もっと早くにエネルギーシフトを起こせなかったことごめんなさい。

私たちのために犠牲にしてしまったこと、許してください。そして心を込めて愛しています。

私たちがつながりあって変えていくしか未来はないしもう変化は始まったみたいだから・・・

Message 2

2011.06.06

 

311以後を生きる福島原発の事故によってすでに膨大な放射性物質が環境に放出されてしまった。

放射性物質は自然循環に入り込み、私たちの元へとやってきた。

「ヒバクシャー世界の終わり」で私はヒロシマ・ナガサキ以降にうまれた新しい「ヒバクシャ」にイラクで出会った。

石油争奪戦争に打ち込まれた原子力産業のごみから作られた劣化ウラン弾がイラクの子供たちから命を奪っていた。

遠いイラクで起きていることと私たちが日本で毎日電気を使う生活がつながっていることをあまりにも多く人々が知らなかった。

原子力発電に頼ることの内実、意味を「六ヶ所村ラプソディー」で問いかけた。原発の正体、放射能汚染の危機を知ってもらいたかった。

そして、「ミツバチの羽音と地球の回転」で原発から足を抜く希望を描いた。希望へと至る道程には絶望が埋め込まれている。

そこを経ることなくして希望を手にすることはない。

二本の映画を観て311以降に生きることの意味を見出していただきたい。そして考えていただきたい。

私たちはこれから何をするのかを。

4月2日から渋谷アップリンクで上映が始まります。

http://www.uplink.co.jp/top.php【上映作品】『六ヶ所村ラプソディー』『六ヶ所村通信no.4』『ヒバクシャ~世界の終わりに~』