Message 1
2011.05.06
震災から、50日がたってしまいました。
微力ですが、自分なりに出来る事、やっていこう!
と思っています。
私が初めて石巻に行ったのは、4月6日。
言葉を失うという思いをこの年齢になって、
初めて、経験しました。
私達が行っている地域は、牡鹿半島の小渕浜。
避難所も流され、高台の家で、何人もの家族が暮らしています。
初めて行った時、前の週に、行政がやっとおにぎり100個を
持って来たという事。でも村にいる人は380人。
遠慮して誰も食べず、おにぎりは腐ってしまったそうです。
そこは漁師の村、初めて行った時、私達はけげんそうな態度に
出迎えられ、本当にここに来ても良かったのか、と思った程、、、
でも、帰るとき 漁師の人のひとりに呼びとめられ、
「行政より多い物資、ありがとな!」と一言。
良かった! 役に立ったんだ!とうれしい気持ちになりました。
今、私達は同じエリアに3度足を運び、この間炊き出しをして、
皆さんの笑顔を見る事が出来ました。
やっと、今欲しい物を云ってくれる様になり、少しですが
心が通じ合って来た事を感じています。
こういう場所は、多分たくさんあるだろう!と思います。
同じ星に住む私達。
まだまだ、支援が必要だと、心から感じます。